町田康『パンク侍、斬られて候』レビュー

書誌情報

町田康『パンク侍、斬られて候』表紙
パンク侍、斬られて候ぱんくざむらいきられてそうろう
2004/03
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:パンク侍、斬られて候

レビュー

謎の宗教腹ふり党と対決する時代小説に見せかけて。自意識が傷つかないよう不戦敗を選ぶニヤニヤ笑いや、自分で物を考えない足の引張りあいを斬捨てる現代批判。パンクのというより社会学者のようなメッセージ色だ。
読了:2004/04/03

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