重松清『口笛吹いて』レビュー
書誌情報
口笛吹いて
2001/04
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:口笛吹いて / タンタン / かたつむり疾走 (ほか)
レビュー
「負け組」ばかりが登場する。勝ち負けなんかどうでもいいじゃないかと言われるとよけい哀しくなるのが人情ではある。ほんのちょっとの勇気が周囲に与える影響を「人生も厳しいっすよ」と共に語る安心感溢れる力技。
読了:2004/05/09