渡辺浩弐『2999年のゲーム・キッズ』レビュー

書誌情報

渡辺浩弐『2999年のゲーム・キッズ』表紙
2999年のゲーム・キッズにせんきゅうひゃくきゅうじゅうきゅうねんのげーむきっず
2000/01
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:子供を作る―シカの話 / 別の顔―マリーの話 / 空を飛んでみた―シズクホタルの話 (ほか)

レビュー

子供のことや、記憶や死や、町の外について物思う機械人間たち。未来像としては突出した部分はないんだけれども、童話みたいな柔らかさを醸してる。人肌を捨てても感情の自由という不完全さを善とするこの1000年後。
読了:2005/03/13

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