辻仁成『母なる凪と父なる時化』レビュー

書誌情報

辻仁成『母なる凪と父なる時化』表紙
母なる凪と父なる時化ははなるなぎとちちなるしけ
1994/05
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:母なる凪と父なる時化

レビュー

函館の海を見守る沿岸監視員。その息子は密猟に手を染めている。レイジの偽悪と孤独が際立ち、それに対して何もできない僕、の長編。芥川賞を狙って書かれた、というムードがどこかしら世界を狭くしている気がする。
読了:1994/05/01

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