前田司郎『誰かが手を、握っているような気がしてならない』レビュー
書誌情報
誰かが手を、握っているような気がしてならない
2008/03
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:誰かが手を、握っているような気がしてならない
レビュー
もちろん意図的な仕掛けなんだけど、話者が急に変わって驚かされることがたびたび。そんな語りの問題を考えたら当然出てくる「神視点」が主人公として実体化してたりもして、小説実験ながらコミカル味が心地よいよ。
読了:2010/01/07