東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』レビュー
書誌情報

クォンタム・ファミリーズ
2009/12
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:クォンタム・ファミリーズ
レビュー
量子論と並行世界。物理&哲学用語満載のSFという体裁で、「春樹的」な物語への憧憬が加える色味も好ましく読んだ。後半がやや制御不足だが、批評家の初小説だというエクスキューズをせずとも興奮でき、入り込める。
読了:2012/04/15