筒井康隆『虚人たち』レビュー

書誌情報

筒井康隆『虚人たち』表紙
虚人たちきょじんたち
1981/04
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:虚人たち

レビュー

行方不明の家族を捜す主人公は、自分が小説の中の登場人物であることに自覚的である、という脱構築な小説解体。逸脱をこそ楽しむべきだろう。それでも小説であることを止めないという点において作家の良心か才能か。
読了:1995/06/01

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