重松清『十字架』レビュー

書誌情報

重松清『十字架』表紙
十字架じゅうじか
2009/12
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:第1章 いけにえ / 第2章 見殺し / 第3章 親友 (ほか)

レビュー

いじめを苦に自殺した中学生。残された者達が十字架を背負って生きる「その後」を追う。重い状況を描きながら、きちんと出口を用意するさすがの重松節。もちろん泣く。「父」にも感情移入できる年齢になったからな。
読了:2013/07/14

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