山川健一『スパンキング・ラヴ』レビュー

書誌情報

山川健一『スパンキング・ラヴ』表紙
スパンキング・ラヴすぱんきんぐらぶ
1992/07
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:一章 ヴィデオ・ヴァイオレンス / 二章 影の中に眠る蜜 / 三章 脂肪の塊 (ほか)

レビュー

渋谷でスカウトされSM裏ビデオに出演する女。俗物な肉の塊が、鞭打たれるなかで別のステージへ入ってゆく。残虐さと神々しさで輝く天使達。『凍えた薔薇』の手応えから、ぐっと重心を落とした確信的な長編官能小説。
読了:1994/05/01

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