重松清『見張り塔からずっと』レビュー

書誌情報

重松清『見張り塔からずっと』表紙
見張り塔からずっとみはりとうからずっと
1995/01
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:カラス / 扉を開けて / 陽だまりの猫

レビュー

閉じた夫婦達の三編。鬱屈するバブル後のニュータウン、息子を失った精神失調、夢破れたあとにはいっそのこと全部終ったらいいのに、狭い家庭だけは残ったりする。心の暗闇。それでも「異常なし!」と叫ぶのか君よ。
読了:2000/08/01

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