保坂和志『プレーンソング』レビュー

書誌情報

保坂和志『プレーンソング』表紙
プレーンソングぷれーんそんぐ
1990/09
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:プレーンソング

レビュー

何も書くことのない時代の純文学として模範的な善良さ。随所に著者の主張は現れるが、四人の共同生活たる平和な日溜り、平凡の反復が心地よい。なのでラスト間際の緊張感が吹っ飛んでる(ふりしてる)部分だけが違和。
読了:2001/11/01

商品詳細&購入情報