保坂和志『草の上の朝食』レビュー

書誌情報

保坂和志『草の上の朝食』表紙
草の上の朝食くさのうえのちょうしょく
1993/08
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:草の上の朝食

レビュー

『プレーンソング』の続編で、平凡で非生産的な彼らのその後が描かれる。均質な日々を志向する主人公の(あるいは著者の)正攻法なゆるさを堪能しよう。じわりと「愛のようなもの」が現れてくるあたりは絶妙な間だし。
読了:2001/11/01

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