保坂和志『アウトブリード』レビュー

書誌情報

保坂和志『アウトブリード』表紙
アウトブリードあうとぶりーど
1998/06
NDC:914 | 文学>日本文学>評論 エッセイ 随筆
目次:『愛』 / やっぱり猫のこと、そして犬のこと / 重層の時間 (ほか)

レビュー

作家として事象とどう向き合っているのかがよく見えるエッセイ。だから彼の小説がしっかりした哲学に裏打ちされながらも柔らかな世界観を提供しているその理由がわかる。思考の純粋な状態はないという小論が示唆的。
読了:2003/10/20

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