篠原一『誰がこまどり殺したの』レビュー
書誌情報
誰がこまどり殺したの
1996/01
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:I, said the Sparrow / Sleep, baby, sleep / God bless the moon (ほか)
レビュー
「僕は変態に失敗するから、おとなの獣にはなれないで、きっと、死ぬ。もう、死期が近いんだ」。夢の中のような爽快感が漂う森で、ただ死へと歩きさる少年達の物語。「横組み」という文字修飾に頼りがちなので減点。
読了:1996/01/01