川崎徹『1/8のために』レビュー
書誌情報
1/8のために
1991/10
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:1/8のために / 第七次川崎家 / アクリルの月 (ほか)
レビュー
メタフィクションを突き抜けた先に現れる感傷が味わえる5編。2/16でない自分に絶望する1/8という名の少女、末期癌の仏壇を背負って歩く男、見渡す限りの土地に埋まった禿頭。そんなデタラメなのに心を打つ不思議さ。
読了:2001/08/01