ダニエル・キイス/堀内静子『24人のビリー・ミリガン』レビュー
書誌情報
24人のビリー・ミリガン
ある多重人格者の記録
The Minds Of Billy Milligan
1992/08
NDC:933 | 文学>英米文学>小説 物語
目次:第一部 混乱の時期 / 第二部 <教師>の誕生 / 第三部 狂気の彼方
レビュー
多重人格障害をもった青年に迫る渾身のノンフィクション。幼児虐待という重いテーマが底辺にあるものの、次々と入れ替わる人格の(不謹慎ながら)魅力溢れる振る舞いに目が離せない。人格が統合されてゆくさまに感動。
読了:1992/08/01