楠見朋彦『マルコ・ポーロと私』レビュー

書誌情報

楠見朋彦『マルコ・ポーロと私』表紙
マルコ・ポーロと私まるこぽーろとわたし
2000/07
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:マルコ・ポーロと私 / 跋 ルスティケロと私

レビュー

牢獄の中、マルコという捕虜が語る異世界探訪物語を書きとめる「私」。語り手と聞き手の役割が反転する業は予想内だけれど美しい。歴史小説だから嘘でもいいのだがマルコってこんな独り言が止まらない親父だったの?
読了:2003/04/07

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