楠見朋彦『零歳の詩人』レビュー

書誌情報

楠見朋彦『零歳の詩人』表紙
零歳の詩人れいさいのしじん
2000/01
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:零歳の詩人

レビュー

旧ユーゴスラヴィアで戦争に巻きこまれた男が見つめる現実。詩やリポートや手紙が挿入され次々文体が変わる、まるで毎日移動する国境線のように。虐殺だとかグロい描写と交接する投げやりな冗談が物悲しい長編小説。
読了:2000/12/01

商品詳細&購入情報