丸山健二『虹よ、冒涜の虹よ』レビュー

書誌情報

丸山健二『虹よ、冒涜の虹よ』表紙
虹よ、冒涜の虹よにじよぼうとくのにじよ
1999/05
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:虹よ、冒涜の虹よ

レビュー

追われる身のヤクザが高い塔(神の座?)に隠れる。背中に虹の刺青を入れることになる。一色入れる度に一変する世界が眩い。それでもカタルシスは終章まで周到に回避され続けて、虹の完成をじれて待たされる仕掛けだ。
読了:2003/12/01

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