大崎善生『聖の青春』レビュー
書誌情報
聖の青春
2000/02
NDC:796 | 芸術・美術>諸芸・娯楽>将棋
目次:第一章 折れない翼 / 第二章 心の風景 / 第三章 彼の見ている海 (ほか)
レビュー
病と闘いながら29歳までの人生を「勝ち」に賭けた将棋界の怪童・村山聖の執念。羽生と同時代にこんな物語が進行していたとは。生きる目的は名人になることだけといった上昇欲をこそ、彼の才能と呼ぶべきものだろう。
読了:2002/06/01