大江健三郎『ピンチランナー調書』レビュー

書誌情報

大江健三郎『ピンチランナー調書』表紙
ピンチランナー調書ぴんちらんなーちょうしょ
1976/10
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:第一章 戦後草野球の黄金時代 / 第二章 幻の書き手が起用される / 第三章 しかしそれらは過去のことだ (ほか)

レビュー

被爆した原発技師の父と、障害をもって生まれた息子が「転換」する。その哄笑的(ha、ha)超自然さを飲み込んで革命的集団に巻き込まれてゆくのだが、これは「道化」なんだろうか? 貪欲にナンセンスを求めるが故に?
読了:2001/10/01

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