村上龍『ピアッシング』レビュー

書誌情報

村上龍『ピアッシング』表紙
ピアッシングぴあっしんぐ
1994/12
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:ピアッシング

レビュー

殺人衝動をもつ男と自殺志願の女。トラウマに決定的に支配されている人物を、徹底的な心理描写で浮き出している。これは心理学者の観察眼だ。想像が恐怖だ、実際になされてしまえば恐怖は消える、という自罰的長編。
読了:1996/08/01

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