ベルンハルト・シュリンク/松永美穂『朗読者』レビュー
書誌情報
朗読者
Der Vorleser
2000/04
NDC:943 | 文学>ドイツ文学>小説 物語
目次:朗読者
レビュー
愛する人に請われて小説を朗読する男。彼女の過去が裁かれるという予想外の未来を傍聴するうち、その人生を縛る枷を知る。そこで世界は(ある意味下品にも)回転するのだけれど、抑制の効いた文体でしみじみと読める。
読了:2001/11/05