年末京都のぱわすぽ歩き

旅行記

行程

2008-12-29
東京―京都―宝ヶ池―鞍馬・貴船―京都
2008-12-30
京都―亀岡―花園―北野―京都
2008-12-31
京都―七尾

実家へ帰省する途中の京都。出雲大神宮に行ってみたかったんですよ。名高いパワースポットということで。ほか市内の寺社をぶらぶらと。

2008年12月29日(1日目) 洛北散歩

いいちょラーメン
いいちょラーメン

年末です。京都です。この時期の京都はやっぱり人が少なめでいいですね。

昼に京都到着、まず円通寺に行きたいと思って地下鉄で北大路駅まで出ました。宝ヶ池エリア。お昼何食べようかな、とうろうろしつつ、「いいちょラーメン」にしました。人気のラーメン店(ということは下調べしてあった)、看板にも書いてあるけど「幻の味」なんて自称してしまうような有名店。何人か並んでいました。

ラーメンとチャーハンの王道注文。豚骨醤油&背脂系なラーメンは割と普通……というかあまり主張のない、日常的に食べたいラーメンでした。

円通寺
円通寺

バスに乗って円通寺へ。比叡山を借景とした庭が味があって、学生時代に立ち寄って以来、京都の庭園といったらまず円通寺だというくらいにお気に入りのお寺です。入社試験の面接でこの庭のよさを語ったりもしました。イヤですね、そんな新卒。

以前は確か写真撮影禁止で、入り口でカメラもお寺へ預けないといけなかったはずなのですが、今は認められているようです。なんでも、借景を壊すようなビルを建てる計画があり、それに反対するためにこの景色の美しさを広く訴えようとした、ということのようで、「趣旨賛同です」って撮影してきました。

写真には映らない、静けさが心地いいお寺です。

妙満寺
妙満寺

円通寺からしばらく北のほうに歩くと、遠くからアジア風の仏舎利塔が見えてきます。妙満寺。インド・ブッダガヤ大塔を模したものとしては日本最古だそうですが、なんというか異質な風景です。近寄って見上げても面白い。

「雪・月・花」三名園の一つという「雪の庭」で知られるお寺です。年末ですし、雪降り積もる雪の庭を鑑賞できたらなおよかったんですが、雪などなく。また歌舞伎や長唄の「道成寺」に見える「安珍・清姫の鐘」もありますけど、その逸話自体にあまり馴染みがないのでピンと来ずじまい。

実相院
実相院

バスを乗り継ぎ北へ、鞍馬・貴船エリア。実相院へ行ってみました。門跡寺院。立派な襖絵がいっぱいあります。

ぴかぴかに磨かれた黒い板床に、庭園の新緑・紅葉が映り込む様子は「床みどり、床もみじ」と讃えられるもの。季節的に「床冬枯れ」でしたけども、それでもキレイに映って見えました。写真撮影禁止なのが残念ですね。紅葉時期にまた来たい。それはそれで人の多さにげんなりするんでしょうか。

京都駅前のホテルで宿泊。夕食は周辺を歩いてよさげなおでん屋を発見、うまうま食べました。

2008年12月30日(2日目) 出雲大神宮へ

出雲大神宮
出雲大神宮

翌日は京都から電車で30分ほど、亀岡に向かいました。なんにもない田舎駅。バスに乗り換えて出雲大神宮へ。すごいパワースポットだと評判なんで行ってみたかったんですよ。由来に諸説あってよく分からないのですが出雲と繋がっていて「元出雲」と呼ばれます。

神水「真名井の水」が湧いていて、汲みに来ている人もいました。

出雲大神宮の磐座
出雲大神宮の磐座

さてここ。本殿裏手に磐座があります。この大きな岩のあたりではエネルギーが感じられますよ。確かにパワースポット。ありがたがりすぎて岩を削って持ってっちゃう人がいるくらいで、あー、それだけはやっちゃいけない。ブームって怖いですね。

背後の山にはいくつかの社、磐座、滝があります。古墳もあります。訪ね歩いて。

帰りのバスまで時間があったので、境内横にあった蕎麦店で昼食にしました。

妙心寺仏殿、法堂
妙心寺仏殿、法堂

亀岡から市街のほうへ戻って花園。妙心寺。広い境内に堂々とした伽藍と、多数の塔頭が連なっています。妙心寺のなかにいるのに「妙心寺ってどれ?」というような寺群。

拝観できる堂宇や塔頭もありますが、どこへも立ち寄りませんでした。花園から龍安寺のほうに通り抜けただけという風です。実際、山陰本線側から龍安寺のほうに向かおうとすると妙心寺を通り抜けるルートになります。そうそう、龍安寺に行きたかったんですよ。

龍安寺の石庭
龍安寺の石庭

さて龍安寺。ここも先の妙心寺の塔頭のひとつなのですね。こちらも学生時代以来の再訪です。

有名な石庭では、縁側にずらっと人が座って、めいめいに何か黙考していました。修行僧か数学者みたいに。「考えるのではない、感じるのじゃ」「老師、いつからそこに居られたのですか」。海外の方も多く。「これがZENデショ」。

年間でも人の少ない時期であるはずの年末でもこんなに人がいるってのは、誰もいない方丈に独り座って庭を眺める、というような時間を夢見ても無理そうですね。

仁和寺の仁王
仁和寺の仁王

龍安寺から歩いて仁和寺に来ました。仁王かっちょいい。阿像は眼球がひび割れるほどに、這入ろうとする魔を睨めつけています。

二王門(ここでは仁王門ではなく二王門と言う)は南禅寺、知恩院と並んで京都三大門と呼ばれるどっしりしたもので、中門から振り返って二王門を見下ろすのも風情があります。

仁和寺庭園
仁和寺庭園

以前に来たときには、本坊の拝観はしてない気がする。国宝の金堂を外から見ただけで帰った気がします。今回は本坊のなかへも入ってみました。

庭園キレイですね。広く白砂を敷き詰めた、心が真っ直ぐになるような南庭。緑に目が安らぐ池泉式の北庭。趣の違う庭園が楽しめます。やはり五重塔を借景として、茶室飛濤亭を望む北庭がよかったですね。

書院の襖絵などもあわせて見どころいっぱいでお腹いっぱい。

北野天満宮の若牛
北野天満宮の若牛

御室仁和寺駅から京福電鉄に乗って、終点まで。北野。北野天満宮を訪れました。初詣準備に忙しい境内。翌年2009年は丑年、わたし歳男!なのはどうでもいいとして、天満宮と言えば牛ですよ、臥牛の像が多数置かれた境内はそら賑わうってものです。

写真の真新しい像は、参道横、心ない何者かに破壊されて(義憤)退任した前職に替わって、やってきたばかりのフレッシュマンです。撫で撫で。

夕食は京都駅前に戻って、路地裏を歩いてて見つけた炭火焼の店で。昨日と同じホテルで連泊。

2008年12月31日(3日目) 帰省日

京都駅でお土産など物色し、実家へ里帰りします。早く実家に帰ってもすることなくて時間もてあますじゃないですか、なので大晦日ぎりぎりに帰る旅程でした。(了)

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