1999年7~9月

近況報告

禁煙しないと

禁煙しようかと思ってるんです。今日は会社で1本も吸いませんでした。で家に帰ってから「今日もお疲れ様」ってどっさり吸ってしまってますが。だめだな、こんなんじゃ。

京都へ行ってきました。鞍馬から詩仙堂のほうへ。仕事の疲れはまったく取れない。だめだな、こんなんじゃ。

屈辱ポンチ?

トップページちょこちょこいじって

なかなか読み終わらないのです。今読んでいる長編が。来週には報告できると思いますが、ラスト次第によっては満点つけてもいいかと思っているんですけどね。偉そうですが。

トップページのデザインはとりあえず落ちついちゃった感じですけど、まだ内部的には模索してます。イラスト、描きなぐっては捨ててます。あんまり上手く描きすぎちゃってもだめだしね。実は絵、めちゃ上手いんですけどね。楽しいです。ペイントソフト触ってるのが。あとはタブレットでもあればいいなぁ。

小林恭二は特にコメントなし。次回は村上春樹をやる予定。そんな感じ。

二十一世紀の文学を予言する

すごく紹介したいサイトがあるのよ。ほとんど毎日更新されてるんだけど、更新日記というかショートエッセイというか、短編小説というか、それが「バカドリル」的で(分かるかなぁ)とにかく面白いのね。毎晩それを読んでは大笑いしてる。センスがめちゃめちゃいい。でもURL教えません。だってアダルト・サイトなんだもの。リンクはったりしちゃここのサイトのイメージに合わないのでね。どうしても教えて欲しい人はメールで。

高橋源一郎の数少ない小説から、いくつか拾いました。『虹の彼方に』なんて、正直言ってまったく理解できてません。ポストモダン、前衛。確信犯的実験小説でね。本屋で手に取ってパラパラとめくってみてもらえばすぐ分かるんだけど、傍点、傍線と意味のない強調が充満してるんです。それらの無意味をかいくぐって、「かつて河であった」大いなる流れの匂いをかぐわけです。

『ゴースト・バスターズ』は長らく待たされつづけた(8年ぶり?)待望の長編小説であったわけですけど、期待に違わぬできばえです。これを書くに当たって決めていたという著者の決意が、「(1)世界全部を入れる (2)歴史全部を入れる (3)愛と友情と哀しみを入れる (4)読んでひたすら面白い (5)なおかつ、今世紀末の日本文学を代表する(!) (6)同時に、今世紀末の世界文学を代表する(!) (7)そればかりか、二十一世紀の文学を予言する(!)」(『退屈な読書』)ですからね。しかもそれが全部実現しちゃってるんですから恐ろしいもんです。甘くて哀しい物語です。タカハシさんには全てが見えていて、だからこそ世界を見限ることができない。そんな優しさに溢れています。たとえ文学が滅びようとしていようとも。

予言が外れるということ

朝、地震があった。出勤前のひとときをパソコンの前で過ごしていたのだが(平和な朝だ)、震度4。なかなか微妙な揺れだ。「もしや恐怖の大王?」と思ってしまうのが人情。「会社行かなくて済む?」と思ってしまうのが人情。

結局、ノストラダムスの予言した(とされる)1999年7の月たる8月も過ぎ去ってしまい、大本命であった惑星探査機カッシーニも落下することなくスィングバイしていった。あとは空虚な「終わりなき日常」となるわけだ。終わりの日待望論は2000年問題へシフトしつつ生き長らえているが、脱力感は否めない。

本来、予言は当たっちゃいけないものだ。外れることが予言の意義だ。予言はあくまでも警鐘であって、「このまま進めば大変な事が起こるから、軌道修正せよ」という提言だ。それを回避することで(つまりは予言が外れることで)予言の目的は初めて成就するわけだ。

で、世の中に目を向けると、「そりゃいかん」と生活改めたのかと言えば、そうも思えない。早くから言われていたにもかかわらずフロンを捨て続け、森を燃やし続け、核を造り続け、他人を憎み続けた。世界は改まっていない。

僕が脱力するのはまさにそこなんだよ。「恐怖の大王」を回避できる条件はまったく整っていない。世界の精神は高まっていない。それだのに、無罪放免、何事もなく過ぎ去っていいのか? 歯止めなく自己破産へと欲望を研磨していく世界のどこに希望がある?

警告を鼻で笑い、無視し続けた人間は滅びるべきだ。もちろん僕も含めてね。そうでなければ肯定されてしまう。増長してしまう。神は死んだと嘯く奴らに、その力を見せてやるべきだろう、神よ? あなたの思惑通りには人間は成長しなかった。もはや時間の無駄だ。ゼロからやりなおすべきなのではないのか。そう、そこのボタンを押すんだ。リセット。

あー、明日も会社かー。行きたくねーなー。大地震でも起きねーかなー。

蛙のラブストーリー

『蛙男』は帯にはラブ・ストーリーと書いてある。でも全然ラブ・ストーリーじゃない。だんだんカエルになっていく男の話なんですけどね。昔、「ザ・フライ」(?)って映画あったじゃないですか。だんだん蝿になっていく男を、それでも人は愛しつづけることができるのか、って極限状態の愛を謳った物語だったように思うのだが(完全にうろ覚え)、そういうのを想像させるんです、帯読むと。

でも、『蛙男』はちょっと違う。身体がカエル化していくように見えるのは自分だけで、他の人には見えないんです。んー、そう断言しちゃうのはマズイのだが、とにかく自分の目にしか見えない。皮膚が緑色にテラテラ光り、指先が吸盤になる変化もつまりは精神的視覚異常(なのではないかという自己分析)として描かれている。そうするとラブ・ストーリーとしては意味のない装置だ。去るものは去り、来るものは来るのだが相手には自分が普通の男に見えてるわけですからね。

カエルのなっていく喜び哀しみ、なんかは上手く書かれてます。充分楽しめます。でも、歯軋りするような劇的な愛を読みたかったなぁというお話。

他の3冊は初期のパスティーシュ短編集。やはり初期のほうが面白いかも。

触れ合い。

昨年に引き続いて、こもろ・ふれ愛ウォークという62キロ歩くイベントに参加してきました。今回はなんとか完歩できました。いやー、辛かったです。もうシルバーシートに遠慮なく座れるような体調の悪さです。でも満足。来年は多分やらないけど。

不在感

『タマリンドの木』。恋愛小説です。何だか身にしみるものがあって、ちょっとだけ泣きました。男が、仕事の打ち合わせで同席した女性に恋をするわけですね。彼女は海外で働いていて、一時帰国している。ふたりは急速に惹かれ合って、つかの間の生活を送るわけですが、当然彼女は海外へ「帰って」ゆくわけです。彼女の面影だけが残る部屋で、男は彼女をさらに強く想うわけだ。うーん。ストーリー説明してどうしようというのか。淡々とした文体なのに、グッときます。淡々としてるからなおさらなのか。

彼女がここにいないという明解な不在感に苦しむのは、相当に下らない男ではある。女々しい(という言葉はいけないんだっけ)。それでも、やっぱりそういうもんでしょう。そうでなけりゃ嘘でしょう、人生。んー。

夏が終わりますね。

トップページ、ちょっと変えました。シンプルイズベスト!って気持ちは変わってないんですが、ちょっと静か過ぎるというか、冷たい印象も与えてしまうのだろうな、と思い、少しだけ賑やかしました。でも生来の地味好きのおかげでこんなもんです。分かる人は分かるでしょうが、イメージフォトは昔使っていたやつを呼び戻しました。列車での読書、っていうイメージがどうしても好きなもので。

更新の本に関しては特に言うこともないです。須藤晃は「尾崎好き」として読んでいるだけなんですが、『クォーター』は悪くないですよ。

さて、夏が終わりますね。みなさん、いい恋をしたんでしょうか。海は? 花火は? 僕ときたら青春18切符を1回分余らせちゃってるような体たらくですからね。弱ったもんです。

天使とかUFOとか

いやー、仕事が忙しくって、わけもわからず今週は更新しまくってます。

桜井亜美は、女子高生、援助交際なんてのをテーマに据えてたりするんですが(ま、全部読んだわけではないですが)、女子高生ブーム(?)自体のポテンシャルが低下してきている今(?)、そろそろ辛いですかね。女子高生ってものに飽きてきてるのかもしれない。いや、僕がじゃなくて、世間が。それなりにスキャンダラスな内容ではあるから、たまに読むと楽しかったりする。

横尾忠則は天使とかUFOとかいう書が多くて、僕のオカルト心をくすぐる人だから好きです。今回は載せませんでしたが、『私と直感と宇宙人』(文春文庫タイトル。単行本では『天と地は相似形』)なんてすばらしいタイトルなんかもあったりします。今回読了の『名画感応術』でだって、そんな美術書みたいな体裁をとりながら、「誤解を恐れずに言うと、ぼくも現在天界の宇宙存在達とコンタクトをしている。」なんてさりげなく言っちゃうんですから。いや、批判的なわけじゃなく、僕はその手の話を全面的に信じているわけですけどね。おすすめです。

話は変わって、佐野元春のニューアルバム『Stones and Eggs』を聞いています、今。前作『THE BARN』が古き良き時代のアメリカンフォークへのオマージュ、レイドバーック!な作品だっただけに、次はどうなるんだろう?と思ったものなんですが、元気な佐野元春が帰ってきてます。ちょっと地味に思える部分もないではないですが、言葉の持つビートを大切にしてきた彼らしい作品になってます。って柄にもなくCDレビューなどやるのは、やっぱり恥ずかしいのでやめときましょう。

堕落の美学

久しぶりにやる気を見せつつのすばやい更新。町田康、やっぱりかっこいいわ。買いなさい、みんな。僕も会社なんてやめてこんなふざけた生活してみたい。堕落の美学、ってまったくだ。

戯曲いくつか

新規で読み終わった本はないのだけれど、それじゃあ淋しかろうってんで、書棚漁って過去ものから鴻上尚史など3冊ほどアップしてみました。たかだか100字のしょぼくれた感想文であるし、本当はまとめて5.6冊でも書ければよいのだけれども、やっぱり書くためには読みなおさねばならず、読んでいるうちにまた没頭したりして、日も暮れ夜も更け、3冊ぶんとあいなりました。できればこうやってどこどこ増やしていきたいもんですね。結局ネタはいくらでもあるわけで、サボリ癖をいかに矯正していくかってことだけですさかい。

で、鴻上尚史。今回の3冊はすべて戯曲です。まじめな哲学と笑いの要素配分が絶妙で好きです。読みやすいんで、気軽に手にとってオーケーです。読みやすいだけじゃないことも分かるはずなので。

ああ、気づけばもうテレホタイムだ。アダルトサイトでも見て寝ようっと。じゃあね~。

『日蝕』いいね。

はい。お盆休みで読んだ本、アップしました。青春18切符で帰省すると、ずいぶん読めます。みんなもあっという間に着いてしまう飛行機や、よそ見できない車なぞ捨てて鈍行に乗りこまないか。ふと本から目をあげて窓の外を見やると、女学生が自転車をこいでいる。まるで小説の登場人物のように。という喜びをなぜ分かってくれないのだ。そうそう、今「そうだ、京都行こう」でやってる大原の宝泉院は本当にいいところなので、僕からもおすすめです。抹茶をいただきながら一幅の絵のような庭を眺める、三千院へ行っている暇があるなら宝泉院へ行け。もちろん鉄道で行くこと。青春18切符はまだ使えるからね。以上、JRの回し者としての発言。

読んだ本に関して。今頃になって読んで5つ星つけてる場合でもないだろうという気もしないではない『日蝕』。面白いです。『一月物語』のほうを先に読んで、この文体どうしてくれようと思ってたのだが、『日蝕』では違和感ないですね。ストーリーと文体がピタリ合っているというか。なかなかに興奮しましたね。それから『無情の世界』はスプラッタホラーで涼しくなれる、夏向きの本です。表紙はプールで遊ぶ女の子で、やっぱりこの人の装丁はよく分からない。『天皇ごっこ』『ありきたりの狂気の物語』はなんとなく。というか新潮文庫のYonda?グッズを狙おうかと少々思っただけ。

いつも帰省の行き帰りにはどこか寄り道していくんですが、今回はまとまった旅にはならなかったので、旅の更新はなしです。ただ、琵琶湖西の近江舞子ってとこでちょっとだけ下車。昔行ったことがあって、湖岸の砂浜にブランコがぷらぷら揺れてる物悲しいところでよかったので(冬でした)、また行ってみたんですが、考えてみたら夏で、茶髪の水着客いっぱいで、少々げんなりしてました。海水浴場ではなく遊泳場というみたいですが、どうしてああいう場にはああいう人種しかいないのだ。それで少し離れた港に座って揺れる船を見ながら読書を2時間ほど、それはそれで正しい旅の風景なんでしょうけどね。まぁそんなところです。

恐竜エキスポ

仕事で福井へ行ってました。来年の夏、日本初の県立恐竜博物館ができ、ついでに恐竜エキスポが開かれると。その取材でした。なんでも、日本で出ている恐竜化石の実に8割が福井産だという恐竜王国なのでありますね。でもこの時期に恐竜とはどうなんだろう。数年前のジュラシックパークでもう満腹なのじゃなかろうか。エキスポに人は入るのか。人ごとながら(結局は人ごとなんです)心配です。

まぁまだ1年前ということで、盛り上がっているのは実行委員のみ、という至極当然な近況だったりするんですが、規模としてはかなり大きい。やっぱり期間中は盛り上がるんでしょうけどね。マスコットキャラクターの着ぐるみが踊ってて、脱いでみたら昨日名刺交換した市の職員だったりとかいう哀しさが漂っておりました。

おかげでドロマエオサウルスがどうしたとかイグアノドンがとか上司と打ち合わせたりする怪しい奴に成り果ててますが、化石とかは昔から好きなんです。生まれ育った石川県の七尾には割と化石のでるポイントがあるんです。主に貝ですが、とある崖を掘ればナナオニシキという二枚貝が山ほど出てきます。カバ?の歯なんかも出てきたところなので、正統的な地層です。今はもう立ち入り禁止になってるのかな、小学校の頃はよく掘りにいってました。

結局化石の楽しさってのは想像力だと思うんですよね。当時の景色がまざまざと目に浮かぶ、新たな化石が出るたびにリアルになる景色、それが楽しい。そういう意味では恐竜というダイナミックな情景はやめられないんでしょう。恐竜を研究している先生方もどこか子供みたいな部分をそのまま持ってるって感じですね。それはそれでうらやましいです。

久しぶりにまとまった話をしようとしたんですがまとまりませんね。明日から盆休みです。

読書時間減少中

やっぱり、会社の近くに引越して以来確実に読書量へってますね。困ったことです。しようがないので(まぁそれは当初よりの思惑だったのですが)本棚を引っ掻き回して、過去読んだものから適当にピックアップで載せていきますか。などと考えながらも時間がなかったので今日は読了もののみ。

なんだかずっと風邪を引いていて治らないんです。クーラーでやられちゃってんですかね。おとなしくしてりゃいいものを大酒くらって騒いだりしてるんでいかんことです。

そうそう、町田康。一冊読んだだけですが、いいじゃないですか。その後もこんな脱力文体なの? 読んでみようかなぁ。パンクですねぇ、実に。出だしからもうイカレちゃってますからね。「酒を飲ましやがらぬのだもの。」ですからね。虜ですわ。

てんしんはん

初めての中華料理屋に入ったときは、テンシン飯を頼むことにしてるんだよ。テンシン飯さえ美味ければもうそれでオーケー。最近引越したもんだから、お気に入りのメシ屋を開拓してるんだけど、なかなかないね、いい中華料理屋は。

うちの田舎にさ、めちゃめちゃ美味いテンシン飯を食わせる店があるのよ。タレが薄茶色でさ、さらさらしてんの。それだけでメシ三杯は食えるよ。オチもない話で申し訳ないけど。

ところで清水義範、今回は『シナプスの入江』を思い出させる「あやふやな記憶」をめぐるシリアスタッチなんだよね。あとは『催眠術師』か。彼の中にも数点ある真面目な系譜だね。パスティーシュで鍛えた文体の遊びがいい具合に出てるんだ。調書があり、ルポがあり、するなかで、ある犯罪の全貌が明らかになる、でも読んでる本人が誰なのかははっきりしない、というね。終盤、ああこっちへ行くのか、ちょっと、それはないんじゃないか? と思う部分もないではないんだけど、読んでみてもいいんじゃない? 笑える短編ばかりじゃなくたまにはさ。

すいません、テンシン飯、まだ?

温泉三昧

温泉三昧の旅に行ってきました。法師温泉(猿ヶ京三国温泉郷)、松之山温泉、切明温泉(秋山郷)、大沢山温泉と渋いラインナップです。疲れましたね少々。ま、書くべきことは中に書いちゃったんで興味ある人はどうぞ。結局文学との折り合いはつかぬまま。

想像力の極限

いやはや更新がだいぶあいてしまいました。引越しの片付けなどやっているうちに10日もあいてしまいました。慌てて更新です。というより、長い本をようやく読み終わったってこともあるんですけど。

この『争いの樹の下で』、前にも言ったことあるような気がするんですが、単行本発売当時(3年前)に買ったんです。たしか雑誌「ダ・ヴィンチ」で書評(だったか著者インタビューだったか)を見て、「読みたい!」と買ったんですね。で重厚な出だしで躓いたまま、何となく読む機会を逃してたんですが、文庫本が出た頃になってようやく本棚で寝てた単行本を引っ張り出したんですね。

帯の惹句が「想像力の極限に迫る一六〇〇枚!」(上巻)、「文学の陶酔、ついにクライマックス!」(下巻)ですよ。すごいじゃないですか。もう、これが文学だ!という意気込みがすごいんです。文章表現からビシバシくるんですね。前に書いた『ゲルマニウムの夜』での花村萬月はなんだか無理しているような感じを受けたんですが(ごめんなさい、ファンだから許して)、丸山健二の繰り出す難解な語彙は自然な、彼の「地」としての純文学表現だという感触なんです。まったく息切れしませんからね、1600枚なのに。すごいです。

ストーリーとしては色とりどりなのに、なぜかずっと同じ体感温度なんで、途中で読んでるほうがぐったり疲れます。熱出そうです。ま、褒め言葉なんですけども。いやー、文学の陶酔ですよ、まさに。

さて。週末に温泉へ行ってきます。

引越しです。

今度の週末に引っ越しです。しかし、新居にはもう入れる。契約期間が微妙に重なってるわけね。で今週末は新居にいました。注文したクローゼットとか組み立ててました。今は会社の寮だから、基本的にすべて造り付けの家具なわけですよ。だから洗濯機からベッドまで一揃い新たに買いなおさなきゃならない。ついでに右スピーカーが壊れてたミニコンポも捨てて新しくしてみたり、散財の日々。

あとは寮から布団と服とパソコンと本を持ってくればおしまい。そうだ、いろいろ捨てるものがあるんですが、欲しい人がいたらあげます。取りに来てください。27インチテレビ(壊れてて映らない)、ビデオデッキ(安物。あ、処分するつもりで配線コードとかもう捨てちゃったけど)、ミニコンポ(前述通り右スピーカーがワヤ)、1ドア冷蔵庫(氷はできるがアイスは溶ける)、ワープロ(ペン入力が意味なしのルポ)。以上、欲しい人はメールで。

でも新しい生活空間、わくわくしますね。ここで暮すんだなぁと、床に置いておいた灰皿蹴っ転がして早くも部屋中灰だらけにしながら、しみじみ思ったりします。意味なく客を招いてみましょうか。11日の午後、ベッドの配送待ちで無為に部屋にいなきゃならんのよ。暇つぶしの相手募集(女性限定)。気軽にお越し下さい。

ヒント。

東急東横線新丸子駅から徒歩9分。多摩川へ徒歩2分。玄関先に猫がたむろしている4階建てのビルの2階。部屋が妙に横長で使いにくい。窓から洗濯物干してるおばさんが見えたりする生活臭もイヤ。小学生がよく歩いている。材木屋(?)がうるさい。青いカーテンを買ってみた。収納スペースがないのが最大のネック。北向き。

以上のヒントで分かった人は、直接訪ねてくださいね。