震災以来

近況報告

池上永一『テンペスト』をようやく読み終わりました。文庫4冊構成のうち、第4巻を読んでる時に大震災があって、文字通りの「テンペスト」ぶりにそれ以来本を読む気にならず、しばらく放置していました。先週レビューアップした村上龍『歌うクジラ』までは震災前に読み終わってた本なんです。

「速報!世界初、人体に影響のないプルトニウムを発見!」とか原発関連の状況、ニュースを(大本営発表の裏読みもしつつ)ウォッチしてないと不安で、電車のなかでも読書よりは情報収集してました。最近になって少しずつ本を読み始めてる次第。

震災、地震や津波の被害自体は、あとは復興のために何ができるかというところに入ってますが、原発はいま以上の悪化をいかに止めるかという予断を許さない状況が続いてる。福島県内に縁者がいたりするので心配です。