堀江敏幸
堀江敏幸の新刊・近刊情報
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2022-09-12講談社 講談社文芸文庫書かれる手 幻視された横道 端正なエロス 脱走という方途 気鬱の子午線 フィリップ・マーロウを訪ねたチェスの名人 二人きりの孤独 濃密な淡彩...
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2022-07-19リトルモアおそらく100年も前、スイスやフランスの高山で採取された植物の標本が、偶然にもいま日本に在る。見知らぬ異国の一人の女性が、心をこめてつくった...
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2022-06-22中央公論新社 中公文庫きみはなぜ、まぶたを閉じて生きると決めたのー。かつて愛し合い、今は遠く隔たった「私」と「ぼく」。交わす言葉、ぬくもりの記憶、十四通の手紙から...
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2022-03-08文藝春秋 文春文庫窓 樫の木の向こう側 杏村から 果樹園 リカーショップの夢 コルソ・プラーチド 平たい船のある風景 黒百合のある光景 柳生但馬守宗矩 天女の...
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2019-10-18中央公論新社 中公文庫窓とは、いったいなんだろう。眺めずにはいられない大聖堂の薔薇窓、木造家の古窓、いつも持ち歩く心の窓枠…マチスは闇を、プルーストは不思議な絵画...
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2019-08-10講談社 講談社文芸文庫フランスで長らく経度の基準とされてきた、パリ子午線。敬愛する詩人ジャック・レダの文章に導かれて、その痕跡をたどりながら、「私」は街をさまよい...
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2019-06-19中央公論新社 単行本かつて愛し合い、今は離ればなれに生きる「私」と「ぼく」。失われた日記、優しいじゃんけん、湖上の会話…そして二人を隔てた、取りかえしのつかない...
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2018-07-28新潮社 新潮文庫引き揚げられた木箱の夢想は千尋の底海の底蒼と闇の交わる蔀。…留学生時代、手に入れた古い絵はがき。消印は1938年、差出人の名はアンドレ・L。...
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2017-03-22中央公論新社 中公文庫ユセンにしないと出てこない味なのよー心にとまる言葉や思いを「湯煎」にかけ、日々を身体に染み込ませる。氷の中に眠る狩人、焼きいも屋さんの落とし...
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2016-08-23河出書房新社イチゴ、さくらんぼ、ネーブル、グレープフルーツ、桃、すいか、マンゴー、梨、ドリアン、バナナ、りんご…。色とりどりのフルーツにまつわる42のエ...
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2016-01-29新潮社フランス留学時代、古物市で手に入れた、1938年の消印のある古い絵はがき。廃屋と朽ちた四輪馬車の写真の裏には、謎めいた十行の詩が書かれていた...
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2015-12-16講談社 講談社文庫築四十年を超えた雑居ビルに探偵とも便利屋ともつかない事務所を構える枕木。依頼内容が「うまく言えない」と口ごもる客人と、その心を解すように言葉...