堀江敏幸
堀江敏幸の新刊・近刊情報
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2025-02-10筑摩書房 ちくま文庫ソ連・満洲国境の監視哨の兵士たちを静謐な抒情で描く「鶴」を表題作とする短篇集にエッセイと中篇を加えたオリジナル編集版。戦争文学の名著復刊。
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2024-07-12筑摩書房 ちくま文庫シベリヤの捕虜収容所で出会った人や忘れがたい光景、労働の日々を透徹した文体で描く戦争文学の名著。詩・エッセイ・短篇を加えたオリジナル編集版
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2024-07-08河出書房新社 河出文庫「をとこもすなる日記といふものををんなもしてみむとてするなり」-平安時代前期から中期にかけて活躍した歌人・紀貫之によって書かれた日本最古の日...
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2024-05-15西田書店ウィルの「素朴な人生哲学」は、ひとりの人間が生き、そして死ぬことの意味を、深く考えさせてくれる。若い日に出会った英国十九世紀に英語で書かれた...
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2023-02-28torch press大竹利絵子は樟や檜、桂などを用い、彩色しない素木仕上げの木彫作品を制作してきました。少女や鳥、動物などを作品のモチーフとし、すっと立つ凜とし...
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2022-09-12講談社 講談社文芸文庫書かれる手 幻視された横道 端正なエロス 脱走という方途 気鬱の子午線 フィリップ・マーロウを訪ねたチェスの名人 二人きりの孤独 濃密な淡彩...
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2022-07-19リトルモア美しい標本と、 胸をしめつける堀江敏幸の 掌編との二重奏。 [ 堀江敏幸書き下ろし「記憶の葉緑素」所収 ] ー - - 1世紀の時を経...
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2022-06-22中央公論新社 中公文庫きみはなぜ、まぶたを閉じて生きると決めたのーー かつて愛し合い、今は遠く隔てられた「私」と「ぼく」。 消えた産着、優しいじゃんけん、湖...
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2022-03-08文藝春秋 文春文庫窓 樫の木の向こう側 杏村から 果樹園 リカーショップの夢 コルソ・プラーチド 平たい船のある風景 黒百合のある光景 柳生但馬守宗矩 天女の...
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2019-10-18中央公論新社 中公文庫安アパートのアルミサッシ窓、「万葉集」で読まれる窓、今は焼け落ちてしまったノートルダム寺院のステンドグラス……窓とは、いったいなんだろう? ...
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2019-08-10講談社 講談社文芸文庫フランスで長らく経度の基準とされてきた、パリ子午線。敬愛する詩人ジャック・レダの文章に導かれて、その痕跡をたどりながら、「私」は街をさまよい...
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2019-06-19中央公論新社 単行本きみはなぜ、まぶたを閉じて生きると決めたのーー かつて愛し合い、今は離ればなれに生きる「私」と「ぼく」。 二人を隔てた、取りかえしの...
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2018-11-05日本経済新聞出版社■堀江敏幸氏による、読書をめぐるエッセイ集。 ■日経新聞土曜朝刊の連載随想が、待望の単行本化! 堀江敏幸さんがなれ親しんできた書物の頁の風景...
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2018-07-28新潮社 新潮文庫引き揚げられた木箱の夢 想は千尋の底海の底蒼と 闇の交わる蔀。……留学生時代、手に入れた古い絵はがき。消印は1938年、差出人の名はアンドレ...
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2018-06-11文藝春秋窓 樫の木の向こう側 杏村から 果樹園 リカーショップの夢 コルソ・プラーチド 平たい船のある風景 黒百合のある光景 柳生但馬守宗矩 天女の...
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2018-02-08中央公論新社 単行本雨の日も風の日も、雲ひとつない青空の日も、手に届かないものをずっと見あげていたーー 季節の移ろいと響きあう、46の短い小説のような随想のつ...
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2017-03-22中央公論新社 中公文庫ユセンにしないと出てこない味なのよー心にとまる言葉や思いを「湯煎」にかけ、日々を身体に染み込ませる。氷の中に眠る狩人、焼きいも屋さんの落とし...
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2016-08-23河出書房新社イチゴ、さくらんぼ、ネーブル、グレープフルーツ、桃、すいか、マンゴー、梨、ドリアン、バナナ、りんご…。色とりどりのフルーツにまつわる42のエ...
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2016-01-29新潮社古い絵はがきに綴られた十行の詩。細くながく結ばれてゆく幻の「詩人」との縁を描く待望の長篇。留学生時代、古物市で見つけた一九三八年の消印のある...
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2015-12-16講談社 講談社文庫築四十年を超えた雑居ビルに探偵とも便利屋ともつかない事務所を構える枕木。依頼内容が「うまく言えない」と口ごもる客人と、その心を解すように言葉...