楠見朋彦
楠見朋彦プロフィール&ガイド
楠見朋彦おすすめ本ベスト
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旧ユーゴスラヴィアで戦争に巻きこまれた男が見つめる現実。詩やリポートや手紙が挿入され次々文体が変わる、まるで毎日移動する国境線のように。虐殺だとかグロい描写と交接する投げやりな冗談が物悲しい長編小説。文学(小説)
楠見朋彦レビュー一覧(4冊)
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映画の断片がパッチワークになってて、小説としてのストーリーを覆い尽くしてる。どこから読んでも、どこで読み終えてもいいよという実験的な作品だが、企ても「映画が好きなのね」で終わってる気がしないでもない。文学(小説)
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ネパールへの家族旅で自分の生き方を見つめる物語。だからって関係が快復するわけじゃない。皆が個で神と向き合うことを知るのだな。挿話は散発的で長編のうねりも乏しいが密教やアジアの神々が好きなら読んでみて。文学(小説)
楠見朋彦の新刊・近刊
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2009-02ウェッジ ウェッジ文庫生涯に二十四冊の詩集とおびただしい小歌集、小説・評論・句集を遺した現代短歌の極北にそびえる歌人塚本邦雄。だが、『水葬物語』でデビューする以前...
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