保坂和志『猫の散歩道』レビュー
書誌情報
猫の散歩道
2011/02
NDC:914 | 文学>日本文学>評論 エッセイ 随筆
目次:鎌倉と私 自然への無条件な信頼 / 略歴のかわりのエッセイ / 猫にお正月はあるのか? (ほか)
レビュー
著者には珍しい、エッセイらしいエッセイ。文章も短め。「何も起こらない小説」の主人公が書きためた日記のような、平和な日常。特に猫への愛情、眼差しからくる温かさは、猫本と言っていいくらい全体を通じてある。
読了:2012/01/15