牛久大仏 - 宮沢章夫『考えない人』

物語の舞台 - 牛久大仏(茨城県 牛久市)

「牛久の巨大仏は、その手のひらに奈良の大仏が乗るほどでかい」

 ほんとうなのかそれは。しかも、知人は最初、「牛久の巨大大仏」と呼んでいた。

「行けばなんとかなるだろう」より。

茨城県牛久市にある巨大仏、牛久大仏。高さ120メートル、ブロンズ立像としては世界最大なんですって。「手のひらに奈良の大仏が乗る」というのは誇張かと思ったらホントのことだったりします。なんてスケール。

こういうのって、写真とかではその大きさが伝わらなくて、その場で体感するしかないものですよね。

とはいえ、その話を聞いて「実際に見に行ってきちゃう」ムーンライダーズ鈴木慶一氏のエピソードを取り上げて、「考えてないんじゃないか」というエッセイです。

掲載日:2013-01-20
牛久大仏イメージ
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

牛久大仏について

牛久大仏(うしくだいぶつ、正式名称:牛久阿弥陀大佛)は、日本の茨城県牛久市にあるブロンズ(青銅)製大仏立像で、全高120メートル(像高100メートル、台座20メートル)あり、立像の高さは世界で6番目。ブロンズ立像としては世界最大。浄土真宗東本願寺派本山東本願寺によって造られた。小動物公園や花畑などがある浄土庭園内にあり、公園墓地「牛久浄苑」との複合施設となっている。総面積は37万平方メートルに及ぶ。

概要

牛久大仏建設の事業構想は1983年に関係者によって着手された。1986年に着工、1993年に完成した。事業主体は浄土真宗東本願寺派本山東本願寺。

浄土真宗東本願寺派の霊園である牛久浄苑のエリア内に造られた。その姿は同派の本尊である阿弥陀如来像の形状を拡大したものである

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