見沼 - 白石一文『草にすわる』

物語の舞台 - 見沼(埼玉県 さいたま市緑区)

この冬は近年になく寒いが、洪治の住む家はさいたま市でも岩槻寄りの、かつては一面が田んぼと湿地帯だった場所を切り拓いて宅地とした区画にあるので、ことに冷え込みが厳しかった。

現在はさいたま市岩槻区となっていますが、2003年のこの作品が出たころはさいたま市に隣接する岩槻市でした。なので「岩槻寄りの~」という表現になっているわけです。つまりはこの主人公の住む家は、さいたま市の緑区あたりということですね。

見沼を干拓した見沼田圃のあたり。このあたりか?と地図を見ていると、「コモディイイダ」というスーパーが目に留まりました。作中、恋人が勤めるスーパーとして「ハロディ・イイヅカ」というチェーンスーパーが登場するのですね。これか? これなのか?

掲載日:2008-05-02
見沼イメージ
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

見沼について

見沼(みぬま)は、埼玉県さいたま市緑区の大字。郵便番号は336-0915。

さいたま市緑区中央部の沖積平野に位置する。地区の東側で南部領辻や大崎に、南側で大牧に、西側で芝原に、北側で宮本や宮後に隣接する。耕地整理により誕生した大字であり、見沼田んぼが広がっている。全域が市街化調整区域である。

  • 芝川
  • 見沼代用水西縁
  • 1977年(昭和52年)12月28日 - 土地改良事業により、大字三室および大字大間木の各一部から大字見沼が成立。
  • 1996年(平成8年) - 地内を通る国道463号越谷浦和バイパス(新見沼大橋有料道路)が開通する。
  • 2001年(平成13年)5月1日 - 浦和市・大宮市・与野市が合併し、さいたま市が発足。同市の大字となる

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