さいたま新都心 - 吉田修一『ランドマーク』

物語の舞台 - さいたま新都心(埼玉県 さいたま市中央区)

目の前には、その座をもうすぐO-miyaスパイラルに譲ることになるが、現在では県内で一番の高さを誇っている明治生命さいたま新都心ビル、別名「ランド・アクシス・タワー」が聳え、NTT DoCoMoビル、さいたま新都心合同庁舎1号館、2号館と高層のビルが続いている。

さいたま市となって、新都心開発のなか、明治生命さいたま新都心ビル(現在明治安田生命さいたま新都心ビルですか)ほかは実在するビルですよね。

捩れた構造をもったO-miyaスパイラル建設を巡る物語ですが、もちろんこちらは架空のビルですよね。こう、フロアが少しずつズレながら重なって伸びてるビルなわけです。こんなビルってどこかにあるんでしょうか? どう考えても安定性の面でOKはでなさそうではありますけど。

さいたま新都心では話題を求めて、ほんとに登場してしまいそうなイメージもあったりして怖いところです。

掲載日:2005-07-18
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

さいたま新都心について

さいたま新都心(さいたましんとしん、英: Saitama New Urban Center)は、埼玉県さいたま市にて東京都心機能の「新都心」となるべく企図された業務地区の名称。もともとは国鉄大宮操車場や片倉工業の工場であった。1990年代後半から大規模な再開発が行われ、官公庁の関東地方出先機関などが進出している。

なお、当地区の一部に含まれる同市中央区の町名として、新都心が使われている。

概要

東京都区部以外で首都を補完し、地域の中心となるべき都市「業務核都市」に旧浦和市・大宮市が指定されたことにより、両市および旧与野市にまたがって位置し、1984年

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