雑色 - 柴田元幸『短篇集 バレンタイン』

物語の舞台 - 雑色(東京都 大田区)

戦争でもはじまったのだろうか。川崎で革命が起きたのか。どっちにしろ僕はもうおしまいだ。葬式はナシ、骨は六郷川にまいてくれ、と友人たちにメールしないと。

「夢じゃないかしら」より。

著者が少年期を過ごし、また近年も住んでた大田区の六郷、駅で言うと京急線雑色あたり。川崎のほうからミサイルのようなものがガンガン飛んでくるのが見える・・・という話。

六郷川=多摩川だということを今知りました。

掲載日:2008-06-08
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

雑色について

雑色駅(ぞうしきえき)は、東京都大田区仲六郷二丁目にある、京浜急行電鉄(京急)本線の駅である。駅番号はKK18


[歴史]

駅名は、開業当時の地名である雑色村に依る。「雑色」は鎌倉時代に宮中の雑役を務めた地名だが、明治末期に六郷村に編入され、地名は駅名のみに残る。

  • 1901年(明治34年)2月1日 - 京浜電気鉄道の駅として六郷橋駅 - 大森駅開通と同時に開業する。
  • 1923年(大正12年)4月1日 - 駅を道路上の停留所から新設軌道上へ移転する。
  • 1979年(昭和54年)7月 - ホーム有効長を4両編成対応から6両編成対応に延長するとともに、構内踏切を廃止して地下道とする

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