雑色 - 柴田元幸『短篇集 バレンタイン』

物語の舞台 - 雑色(東京都 大田区)

戦争でもはじまったのだろうか。川崎で革命が起きたのか。どっちにしろ僕はもうおしまいだ。葬式はナシ、骨は六郷川にまいてくれ、と友人たちにメールしないと。

「夢じゃないかしら」より。

著者が少年期を過ごし、また近年も住んでた大田区の六郷、駅で言うと京急線雑色あたり。川崎のほうからミサイルのようなものがガンガン飛んでくるのが見える・・・という話。

六郷川=多摩川だということを今知りました。

掲載日:2008-06-08
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

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