風月堂 - 松浦寿輝『あやめ 鰈 ひかがみ』

物語の舞台 - 風月堂(東京都 台東区)

広小路の交差点のすぐ脇の風月堂に入り、ざわざわと混んでいる店内で空いたテーブルをようやく一つ見つけて腰を下ろし、コーヒーを注文した。

「あやめ」より。

上野広小路にある老舗菓子店、上野風月堂。喫茶室、パーラーがあります。

作品中では主人公が友人と待ち合わせをこの店でしていて、秋葉原から向かいます。秋葉原で車にはねられて死んで(というと嫌な事件を思い浮かべますが)、でも待ち合わせの約束をしてるから、つって歩いて行くんですよね。そういう、死んだあとの話。

掲載日:2008-07-06
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

風月堂について

凮月堂(ふうげつどう)は、日本全国に展開している複数の洋菓子・和菓子のメーカーが称する屋号である。江戸時代中期、小倉喜右衛門(後に改姓して大住喜右衛門)が江戸で開いた和菓子店を起源とする。明治時代以降、大住家からの暖簾分けが行われた結果、複数の会社がこの名を継承している。

凮月堂の名前のついた店舗は全国に多数あるが、必ずしも創業家である大住家(凮月堂総本店)の承認を得たのれん分けとは限らず、関係のない店舗が凮月堂を名乗っている場合も多い。


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[江戸時代]

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