御嶽 - 小林恭二『俳句という愉しみ』

物語の舞台 - 御嶽(東京都 青梅市)

 河鹿園は、御岳渓谷の断崖に乗り出すように建てられていた。

 風雅な中にもきりっとしたところがあり、第一級の韻文家たちを迎えての句会の場として申し分ない。

河鹿園はJR青梅線の御嶽駅そばにある和風旅館。「昭和ノスタルジー」を謳う、古びた落ち着きのある宿です(現在は閉館し、美術館となっています)。この旅館で開催された句会の様子を伝える本です。

その句には、窓から見える玉堂美術館が詠まれたり、渓谷が詠まれたりももちろんします。

掲載日:2009-05-24
御嶽イメージ
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

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