多摩御陵 - 島田雅彦『徒然王子 第一部』

物語の舞台 - 多摩御陵(東京都 八王子市)

二人はシンジュクから中央ラインに乗って、タカヲまでやってきた。そこには先代、先々代の陵墓がある。テツヒトは祖父や曾祖父の墓参りに何度も足を運んだことがあった。

高尾にある武蔵陵墓地(多摩御陵)には大正天皇の多摩陵、昭和天皇の武蔵野陵があります。空気が清浄で、パワースポットとも言いますね。

すなわち昭和天皇の孫「テツヒト」が主人公です。皇室に嫌気がさして流浪の旅に出る皇太子。(なぜか焦るけども)フィクションです!

この後、テツヒトは「ハチオージ市とアキシマ市」の間にあった「縄文ネバーランド」跡地に向かいます。縄文ネバーランド・・・フィクションですよね。

掲載日:2009-12-12
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

多摩御陵について

武蔵陵墓地(むさしりょうぼち)は、東京都八王子市長房町にある皇室墓地。大正天皇陵・貞明皇后陵・昭和天皇陵・香淳皇后陵の4陵が造営されている。

昭和天皇陵が造営される以前は多摩御陵(たまごりょう)と称しており、現在でも通称として使われている。八王子八十八景のひとつ。宮内庁書陵部多摩陵墓監区事務所がある。


[概要]

1927年(昭和2年)に大正天皇陵所として、南多摩郡横山村と他2町村にまたがる御料地が選定された。横山村の地が選ばれた理由は、地震を考慮して地盤が強いこと、万葉集に「多麻の横山」と詠まれたことなどによる。将来にも陵墓を造営できるように、御料地に隣接する民有地が買い上げられたため

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