林試の森公園 - 前田司郎『夏の水の半魚人』

物語の舞台 - 林試の森公園(東京都 目黒区)

リンシとはあとから聞いた話によると、林試の森、つまり林業の試験か実験みたいのをやる森の公園というのが表向きで、本当は臨死体験とかの臨死なんだという。今田が言っていた。その森は品川区で一番死に近い森なのだそうだ。

東急目黒線の武蔵小山駅のそばに、林試の森公園があります。林業試験の場ということで珍しい種類の木がいろいろあります。子供に水遊びさせるバシャバシャ池とか、ファミリーで和むにもよさげなところ。

作中では学校の遠足というか課外授業で向かう場所です。「臨死」はもちろん子供の噂ですので・・・。

武蔵小山は私の自宅から近いこともあり、たまに行きます。林試の森は一度行ったきりですが、武蔵小山は商店街がいいですね。あと駅前の立ち食い焼き鳥と。

主人公の自宅は御殿山から小関というあたり。北品川駅のほうですね。

掲載日:2010-08-08
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

林試の森公園について

林試の森公園(りんしのもりこうえん)は、東京都目黒区下目黒と品川区小山台にまたがり所在する都立公園。


[概要]

西ケ原(現・東京都北区)にあった農商務省林野整理局樹木試験所(1878年(明治11年)設立)から、目黒川支流の羅漢寺川谷戸南側の北斜面の現在の地に植樹を移し、1900年(明治33年)6月に「目黒試験苗圃」を設置した。当時の広さは約45,000坪であった。

1905年(明治38年)に林野庁「林業試験所」、1910年(明治43年)に「林業試験場」と名称を変えた。また、この試験場の周辺に明治から大正にかけて多くの研究所が置かれた。戦後にかけても、北里研究所目黒支所、津村研究所、石炭綜合研究所

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