虎ノ門 - 小林恭二『数寄者日記』

物語の舞台 - 虎ノ門(東京都 港区)

大橋茶寮は、一瞬ここが虎ノ門かと疑わせるような閑寂な空間にあった。ほんの数分歩いただけで、喧騒の巷になるのに、なぜあそこだけあんなに閑寂だったのだろう。今から考えても不思議である。

茶道の知識ゼロのまま、とにかくお茶に触れてみろと著者が乗り込まされたのがこの大橋茶寮。一見さんお断りな雰囲気ですので気軽には行けませんが、そもそもお茶を勉強してからでなくては。緊張しそう。

東京は意外な場所に意外なものがあるところですね。

掲載日:2005-11-13
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

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