ひがし茶屋街 - 青山真治『ホテル・クロニクルズ』

物語の舞台 - ひがし茶屋街(石川県 金沢市)

ひがし茶屋街から浅野川を渡って彼女の家までは、歩いてもほんとにすぐですから、Sさんの肩に掴まって彼女の家に雪崩れこむような形になっちゃって......。

「蜘蛛の家」より。

金沢の観光地としてのひがし茶屋街。初めて金沢に旅行に来た人は必ず行くところ、でしょうかね。観光スポットとして健全に整備されてしまっているけど、色街としての艶っぽさはありますね。

作品中では、東京から移り住んだファッションデザイナーの邸宅がこの辺にあって、その家でエロティックに進みます。

掲載日:2008-07-27
ひがし茶屋街イメージ
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

ひがし茶屋街について

東山ひがし(ひがしやまひがし)は、石川県金沢市の地区名。重要伝統的建造物群保存地区であり、ひがし茶屋街(ひがしちゃやがい)の名称で知られる。南北約130m、東西約180m、約1.8haで、保存地区内の建築物140のうち約3分の2が伝統的建造物であり、茶屋町創設時から明治初期に建築された茶屋様式の町家が多く残る。金沢の主な観光地の1つになっている。


[概要]

天正8年(1580年)に佐久間盛政が金沢御坊を攻略して金沢城を築城したのち、天正11年(1583年)に前田利家が入城し、金沢城下は城下町として栄える。加賀藩では領民にも謡を奨励して多くの領民が謡を習い、その裾野は大きく広がった。金沢は「空から謡(うたい)が降ってくる

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