安曇野 - 丸山健二『安曇野の白い庭』

物語の舞台 - 安曇野(長野県 大町市)

自分としては田舎がどういうところなのか充分にわかっているつもりだった。とりわけこの安曇野のことについては詳しいはずだった。少なくとも、ペンション経営や自然農法なんぞに憧れて移り住む逃避型の、甘過ぎる考えの都会人たちよりは知っていた。

長野県大町市在住の孤高の作家、丸山健二。庭造りエッセイです。

まぁ「自宅」の話なわけですが、安曇野の自然環境についてはよくわかります。山から吹き下ろす風に凍えそうになって防風林として樹木を植え始めたのが庭造りのきっかけとなった、とかね。

400坪の庭を白い花で埋めて、老後を過ごす作家です。

掲載日:2007-11-04
安曇野イメージ
(C) Jason
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

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