松本城 - いしいしんじ『みずうみ』

物語の舞台 - 松本城(長野県 松本市)

園子は松本という町に住んでいる。松本は、東京から北西へ向け、特急列車で三時間ほどのところにあり、フォッサマグナの上に位置する。市の中心に城が建っている。白い漆喰と黒い古木で造られていて、「カラス城」という通称で知られているが、敷地内にカラスはいない。

第3章にて、著者夫婦が投影された「慎二と園子」が暮らす長野は松本。

松本城は、古い天守が往時を偲ばせ、ぎしぎし軋む階段も心地よいお城です。行ったことのある城のなかではトップクラスの美しさとして私(芝田)の記憶にしまわれています。

新幹線でアクセスしやすい長野市に比べ、松本はややアクセス不便な感じで、20年ほど前に行ったきりです。また行きたいところですね。

掲載日:2012-09-09
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

松本城について

松本城(まつもとじょう)は、長野県松本市(旧・信濃国筑摩郡筑摩野松本)にある日本の城。松本城と呼ばれる以前は深志城(ふかしじょう)といった。

天守は安土桃山時代末期-江戸時代初期に建造された現存天守の一つとして国宝に指定され、城跡は国の史跡に指定されている。天守が国宝指定された5城のうちの一つである(他は姫路城、犬山城、彦根城、松江城)。


[歴史]


[近世以前]

戦国時代の永正年間(1504-1520年)に、信濃守護家小笠原氏

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