松本アルプス公園 - 椎名誠/沢野ひとしほか『新これもおとこのじんせいだ!』

物語の舞台 - 松本アルプス公園(長野県 松本市)

仲間と酒場で飲んでいると、時々「別荘をもつなら」という話が出るが、私にはひそかに決めている場所がある。松本郊外の「アルプス山岳館」の下あたりの住宅地である。ここは北アルプスを展望するにはすばらしい場所で、坂道が多い場所ではあるが、松本では積雪が少ないので冬の生活でもさほどの不自由はない。

複数名によるリレーエッセイだが、引用部は沢野ひとし「信州に別荘を」。山登り好きの沢野らしい文脈です。というか、別荘もつならどこがいい?と言って「アルプス山岳館のあたり」と答える人間はなかなかいなかろうと思います。

アルプス山岳館は松本市中心部から北、アルプス公園として整備されたなかにあります。現在ちょうど改修工事中で、これまでの登山用具を中心とした展示から「山と自然を学習する博物館」に2007年5月、生まれ変わるとのこと。

掲載日:2006-10-07
松本アルプス公園イメージ
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※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

松本アルプス公園について

アルプス公園(アルプスこうえん)は、長野県松本市蟻ケ崎にある都市公園(総合公園)である。園内には山と自然博物館(旧アルプス山岳館)や小さな動物園(小鳥と小動物の森)、アルプスドリームコースターなどがある。国営アルプスあづみの公園との区別のため、通常は「松本アルプス公園」などと呼ばれる。

平成19年度に公園が北側に拡張整備され、総面積は約71haと従来より拡大され、新たに東入口駐車場(466台)が整備された。サービスセンターや古民家体験学習施・自然そのままの遊歩道などもこの拡張部にある。

施設

遊具としては大きな滑り台や屋外のトランポリン、アスレチックなどがある。

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