郡上八幡 - 野田知佑『日本の川を旅する』

物語の舞台 - 郡上八幡(岐阜県 郡上市)

 郡上八幡はおかしな町だった。

 山にすっぽりと囲まれた古い城下町で、山から湧き出る水が石畳と紅殻格子のある家並の間を流れている。

「長良川」より。

全国の川をカヌーで下る紀行ですが、ここでは岐阜県郡上市、郡上八幡へ。ここを起点として長良川を下ります。

風情ある城下町は奥美濃の小京都として知られます。

掲載日:2012-07-29
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

郡上八幡について

八幡町(はちまんちょう)は、かつて岐阜県郡上郡にあった町である。2004年(平成16年)3月1日に郡上郡の7町村が合併して郡上市が発足し、八幡町は廃止された。

郡上八幡(ぐじょうはちまん)と呼ばれることが多い。古くから郡上郡の政治・商業などの中心地として栄え、郡上市となってからは郡上市役所や岐阜県の出先機関が置かれている。


[地理]

飛騨高地の南部に位置する。長良川が町域を北から南に貫流しており、市街地の標高は約200mで、町の東西の山地から支流が流れ込む。集落は長良川とその支流沿いに形成されており、長良川と支流の吉田川の合流点付近が市街地である。

町域には南東に突き出た部分があり

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