岐阜城 - 清水義範『銅像めぐり旅』

物語の舞台 - 岐阜城(岐阜県 岐阜市)

私には、岐阜城で見てみたい信長像があったのだ。それは、平成十年から、城の二階に常設展示されている織田信長座像の複製である。新装一周年を記念してそこに置かれるようになったものだ。

石像でも木像でも「銅像」とここでは呼ばれてるので銅像めぐりの一環には違いない。岐阜市は駅前の繁華街をぽくぽく歩いたことがあるのみで、金華山・岐阜城の方へは行ってないのですよね。一度ちゃんと行って見ねばと思っています。

ここで取り上げている信長の座像は、本のなかで写真も載ってるんですが、なかなかしっかりした造り。実物の信長に近い面をしてるようです。見る価値あると思いますよ。

掲載日:2005-02-06
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

岐阜城について

岐阜城(ぎふじょう)は、美濃国井之口の稲葉山(岐阜県岐阜市の金華山)にあった日本の城(山城)。もとは稲葉山城と言い、鎌倉時代以来の歴史があり、本格的に整備されたのは戦国時代の斎藤道三の時期だと考えられ、織田信長が1567年の稲葉山城の戦いにより斎藤龍興から奪取し、本拠地を小牧山から当城へと移し、その縄張りを破却して新たに造営したものが岐阜城である。『信長公記』に「尾張国小真木山より濃州稲葉山へ御越しなり。井口と申すを今度改めて、岐阜と名付けさせられ」と記載されており、ここから天下布武、天下統一をおこなうという意味をこめて、信長が山頂にある城や麓にある町などを「井口」から「岐阜」へと改名したことにより「岐阜城」と呼ばれることになった。

(大きな複合的な城であり)山上の城郭部分と山麓の居館部分を中心としつつも、それらの間を結ぶ登城路、さらに山中の要所に配された砦もあり

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