下田 - 吉田修一『ひなた』

物語の舞台 - 下田(静岡県 下田市)

甘党なのか、しょっぱい党なのかよく分からない私の彼氏、大路尚純と会ったのは去年の夏、伊豆の突端に近い入田浜という小さな入り江の砂浜だった。

友達が熱を出してしまい、一緒にハワイに行く予定だったのをキャンセル、後日伊豆に行き先変更してぶーたれながらやってきた入田浜。ここでカッコイイ男の子と出会います。なんてトレンディ。

入田浜は下田市にある海水浴場。サーファーが多かったりもしますが、わりと波静かということで家族連れの海水浴にも人気のこぢんまりしたビーチです。なにより水がキレイなんだって。

掲載日:2008-11-16
下田イメージ
(C) ume-y
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

下田について

下田市(しもだし)は、伊豆半島南部に位置する静岡県の都市。明治以前は旧伊豆国賀茂郡。


[概要]

江戸時代には、江戸・大坂間、あるいは東・西廻海運の風待ち湊として栄え、「伊豆の下田に長居はおよし、縞の財布が空になる」(下田ぶし1番)と唄われた。東海道の三島宿から伊豆半島中央部を南北に縦断する下田街道の終点。僧行基発見とされる蓮台寺温泉などがあり、総称して下田温泉と称している。

1854年(嘉永7年)、日米和親条約が締結されると、箱館とともに開港(下田は即時開港)。吉田松陰の米渡航失敗、ロシア使節エフィム・プチャーチン提督乗船のディアナ号遭難、米国領事タウンゼント・ハリスと唐人お吉、商業写真の祖下岡蓮杖など、数々のエピソードを生んだ

エリア一覧