伊豆シャボテン動物公園 - 町田康『スピンク合財帖』

物語の舞台 - 伊豆シャボテン動物公園(静岡県 伊東市)

シャボテン公園というのだからシャボテン、すなわち、サボテン・仙人掌という多肉植物が多く生えている砂漠のごとき公園、という印象を抱いて参ったのですが、巨大建造物と森と池と温室と信仰心と欲得心を混ぜ合わせてすし飯にまぶし、海苔で巻いて洋皿に載せたようなところに花が咲き乱れ、多様な猿や駱駝、河馬などがおり、その一部は放し飼いになっているという、不可解な混合マルダシ宇宙崩壊空間でした。

「ポチの引き倒し(一)」より。

伊東にある動植物園、伊豆シャボテン公園。引用文にあるとおりですが、サボテンはもちろんあるんだけれども、動物園のほうがメインなのかな。

温泉につかるカピバラが名物です。

掲載日:2013-09-08
伊豆シャボテン動物公園イメージ
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

伊豆シャボテン動物公園について

伊豆シャボテン動物公園(いずシャボテンどうぶつこうえん、英: Izu Shaboten Zoo)は、静岡県伊東市富戸の大室山の北東脇(岩室山)にある、サボテンと動物を中心としたテーマパーク(動・植物園)である。

伊豆シャボテンリゾート株式会社傘下の連結子会社である株式会社伊豆シャボテン公園が運営している。


[概要]

1959年(昭和34年)10月に「伊豆シャボテン公園」として開園。1970年(昭和45年)、1975年(昭和50年)には昭和天皇の行幸もあった。2016年(平成28年)10月22日に「伊豆シャボテン動物公園」に改称した

エリア一覧