言われた通りに太閤通口を出て左のタクシー乗り場のあたりにいたって時間を確認すると一時一分だった。しまった、と思った。最低でも五分前に到着して先生を待つつもりだったのだが、SOYJOYなんかをぐずぐず食べていたから約束の時間を過ぎてしまった。
「先生との旅」より。
講演でスピーチをするため、主人公は名古屋へ来ています。駅で先生と編集者と待ち合わせ。太閤通口を出てすぐ左手は実際にタクシー乗り場です。
名古屋へは何度も行ったことがありますが、名古屋駅の「太閤通口」「桜通口」という呼び方は、どうしても覚えられません。「エスカ側」と「タカシマヤ側」という認知しかできません・・・。そのなかでは、エスカ側である太閤通口のほうが、親しみがあります。
掲載日:2012-04-01