自然文化園の入り口は、すでに閉まっていた。開園時間は午前九時から午後六時までだという。しかたなく、万博記念公園駅の駅前広場から、切り通しの線路と木立越しに太陽の塔を眺めた。
1970年の大阪万博で立てられた岡本太郎の「太陽の塔」。現在も変わらぬ存在感で万博記念公園にあります。
「あの頃信じた未来」にちゃんと辿り着いてるかい?という小説のテーマに合致するモチーフとして扱われています。両腕を広げた胸の顔は「現在の太陽」、上部の金色の顔は「未来の太陽」なんですね。
「20世紀少年」のキャンペーンでその顔が「ともだちの顔」になってたのも最近の話題ですね。
掲載日:2009-08-30