六甲山 - 小林恭二『電話男』

物語の舞台 - 六甲山(兵庫県 神戸市灘区)

 彼は六甲山にケーブルで登りました。

 死ぬ前に、もう一度だけ、ついぞまみえることのなかった電話男が、どこかに隠れ住んでいる神戸の町を眺めたいと思ったのです。

偉大なる電話男が住んでいるという神戸。電話男に会いたいのに会えなくて、六甲山から神戸の町を見下ろす男。

電話男って何。って感じですが、説明しづらいので説明しません。「インターネット時代の光と闇を予見した」ともされる作品です。

六甲山へはケーブルで気軽に登れます。ケーブル山上駅から、見所を経て六甲有馬ロープウェー山頂駅へと結ぶバスがあります。

掲載日:2012-07-22
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

六甲山について

六甲山(ろっこうさん)は、兵庫県南東部、神戸市街地の西から北にかけて位置する山塊である。瀬戸内海国立公園の区域に指定されており、また新日本百名山、日本三百名山、ふるさと兵庫50山の一つでもある。一般に「六甲山」は大小の山を含む六甲山系全域(狭義には中央部から東部)を指し、最高峰は特に六甲(山)最高峰と称される。山域は神戸市のほか、芦屋市、西宮市、宝塚市に属す。

山系は南北に狭く、東西方向に長さ数十kmにわたって市街地の北側直近に迫っており、その山並みは神戸や阪神間また大阪市内を含む大阪府内からも天然のランドマークとして扱われている。また裏六甲側からの山系も高い山地に遮られないこともあり、三田市や三木市

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